このさみー中、結局先週に引き続き今週も来ちゃいました。
よく「なぜ、そこまで・・・。」と言われますが、なぜなんでしょうねー?

決死の思いで寝床に張った根っこを引きちぎり、布団から抜け出たのは朝5時過ぎ、
この時期必須アイテムである湯をポットに詰め、目覚めのコーヒーを片手に家を出たのがあさ5時半過ぎ。
まだ外は真っ暗ですが良い天気を期待して、片道およそ150kmの2.5時間ドライブです。

中央高速を乗る頃にはお日さまは鮮やかに色づいた山々を更に引き立たせています。


中央高速韮崎ICを下りて、しばらく走ったところの山々です。
広葉樹と針葉樹のコントラストが絶妙です。しかしこの景色ももう終盤でしょう。


いつもの集合場所Pに着いたのは8時半前、車から降りると想像以上の寒さが。
それもそのはず、隣接するキャンプ場の水場はご覧の通り。
凍結防止の為に夜は出しっぱなしの水道のおかげで、つららが下から生えてます。
寒々しい、見なきゃよかった

あまり教えたくないのですが、このキャンプ場、超お勧めです。人は少ない、見晴らし最高、昼間はトレッキングも楽しめます。晴れていれば毎日満点の星空で寝袋に包まりテントから頭だけ出して、星を見ながら・・・なんて癒しの極みですよ。


無事友人と合流し一抹の不安を胸にいざ岩場まで一時間弱のアプローチ。
そして到着して上を見上げれば壁の中腹にぶら下がってました。


振り返ると綺麗な景色、甲斐駒ケ岳だと思いますが。


朝のうちの日陰の壁は手の感覚がなくなるほどの極寒クライミングでしたが
太陽は偉大です。日に照らされるにつれ気持ち良いド晴天のなかクライミングを楽しむ事が出来ました。

前回から着手している「はやぶさ」と言う名のルートです。
名前の通り、真夏は頭の上をはやぶさが飛び交うんですよ。
子育て時期は岩頭に巣を作るとか。今はどこぞへ渡ってしまっておりますが。
西日に焼ける赤茶けた岩壁、そして真っ青な空。気分は最高この上なし!


そして足元を見れば、こいつはサンショウウオのミイラです。

ちょうどつららの真下に落ちてました。
と言う事は壁の中腹の染み出しに住んでいたのかなー???だとしたらすごくないですか?!
はたまた、鳥が落としたとか???
まだ半生タイプだったので死後間もないと思います。不思議だ???

本日も「凍えながら」とは程遠い環境で遊べました。
そしてお約束、お天道様の閉店ガラガラ。

この景色も来シーズンまでの見収めになりそうです。
こちらもまた来年会いに来れるように体力維持をせねば。

ちなみにタイトルは「シーズン収め・・」と書きましたがクライミングは場所を変え
年内から年明け、そして来春とまだまだ続きます。
これから寒さを避けながら徐々に南下してゆき、
真冬はほっかほか伊豆方面に場を移してゆきます。

なぜ、登るんでしょうねー?
なぜなんでしょう?
ほとんど病気です。

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