藁(わら)から納豆作ってみた。
思い立った発端はコロナが始まって直ぐの頃。

覚えてるでしょうか、納豆がコロナに効くってガセネタが流れたのを?それを知らずにスーパーへ行ったら陳列棚の納豆が無い。たまたまだろうと思い他へ行っても悉く消えていて、後々聞いたらそのガセが原因だった事を知りました。

基本納豆は冷蔵庫の常駐品な為、こりゃあ困った。って事で自作することに
しかし、種菌になる納豆が手に入らないのでどうしよう・・・藁だ!と思い立ったわけです。
家庭菜園用の敷き藁が欲しかった為ちょうど良かった。早速、ネットで注文。
・・・がしかし、藁が届く頃には納豆が陳列棚に並びはじめ、企画ボツ

そして、今フッと思い立ち検証してみた次第です。
①まず藁を適当な長さに切り、雑菌消毒の為に3分ほど熱湯消毒

ここで疑問、納豆菌も死滅してしまうのでは?
どうやら大丈夫らしいです。納豆菌強し💪

保温が大変なので今回は文明の力、ヨーグルトメーカを使います。
器に藁を敷き発酵床を作ります。

ほんとは一旦、藁は乾かしてからなのですが大豆が既に茹で上がってしまってたので、よーくよく水を切って使いました。

そして茹でたて熱々大豆を発酵床へ移します!(熱々のままがポイントです)


そして大豆の上から藁で蓋をします。


納豆菌が発酵する時に呼吸をする為、容器は密閉せずにキッチンペーパーを被せ上蓋を置く


少なくとも10年は使っている年季物のヨーグルトメーカーにセット
温度43度、24時間~48時間でできる予定(半信半疑)

呼吸できるように蓋をちょっとズラしときます。

そして24時間後、おぉ~白い幕が張ってる。
でも納豆の匂いがしない。一個つまんでみましたが納豆味もしない。
もしかして、白い幕は雑菌のカビ???


そして48時間後。これで出来てなければゴミ箱行き
相変わらず白い幕、匂ってみるとシッカリ納豆
そして一粒試食、正しく納豆の出来上がり


小分けして冷蔵庫で更に1日寝かせて熟成させたら完成です。


実食、ちゃんと糸も引きます。うまそぉ~♪

醤油をかけて食べてみたら・・・まずぅ💦
大豆が柔らかすぎて口当たり最悪(笑)
味じたいも・・・う~ん、少なくとも売って物と雲泥の差かも
基本何食べても美味いあじ音痴の私が言うのだからかなりマズいのかも(笑)

しかし、まだ失敗と結論付けるのは時期尚早!
ココまでの段階は藁から納豆菌を抽出成功、納豆少々を潰して

これに熱湯を注ぎ、納豆菌原液を作ります。


今度は藁は使わず直に熱々茹でたて大豆を容器に入れ、原液を注ぎ念入りに混ぜます。


再び43度、48時間で発酵させてできあがり♪

こんどは大豆を固めに茹であげてみたので歯ごたえは改善されました。

<検証結果>
藁から納豆はできる。
以上

えっ、味ですか?
まだまだ、研究が必要なようです。
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