町田周辺は桜は散り葉桜になりつつあり、後を追うように花々も咲き乱れてとってもいい季節になりました。
たいていの花粉症の方は後一か月の辛抱っといったところでしょうか?
そんな中、新緑を求め奥秩父の山梨と埼玉県境に位置する笠取山というところへ行ってきました。
この日は気温が上がる予報でしたので春霞だろうなぁってことで、見晴らしよりも新緑ねらいってわけです!
駐車場の作場駐車場には一等賞で到着、嬉しい奇麗なトイレ完備
車から降りるとけっこう寒い、でも吐く息は白くなかったのでまぁ10度くらいかなぁと
コースはこんな感じの八の字周遊ルートでまいります。
(登りは赤→で、下りは青→、そして向かうルートを白い太線ってみました。)
この日は暑くなるらしいので多少肌寒い服装で登山スタート
最初は開けたたぶんヒノキ林の散策ルート
すぐ横を流れるせせらぎ音と野鳥の声コラボ、天然BGM♬を聞きながら
しばらくは沢沿いルートの登ってゆきます。
30分ほど歩くと一つ目のチェックポイント「一休坂分岐」
どちらからでも頂上へ通ずるのですが、下りが苦手なもんで一休坂(急登)をチョイス
帰りはヤブ沢を経て→下ってきます。
左右に群生するアセビ
The満開でした
薄曇りが捌け徐々に青空になってきました。暑くなる予感💦
分岐の標識には(急登)とありましたが、既に1時間以上歩いたけどいっこうに・・・どころかむしろゆる~い登り
再び沢筋、こうした沢筋が何本もあるのも当然、ココは多摩川の水源地らしく東京都水道局の水源林になっているそうです。蛇口から捻ると出てくる水はココはじまりってわけです。良い子のみんなの教科書に載ってそう
広葉樹林帯はまだ新芽も無く冬な感じなのですが
ほんの数分進んだだけで景色一変してこんなに青々、笹とヒノキ林へ衣替え
水場が出てきたってことは・・・
次のチェックポイント(CP)の笠取小屋に到着
小屋の前を通り裏へ回り込むように→
因みに帰りはシラベ尾根→から戻ってきます。
あれっそういえば急登りってあったっけ???
そして小屋の横に常駐するとっても奇麗なトイレ(紙付きです)。至れり尽くせりっす
トイレの前を通り永遠と続く板の間遊歩道、設置お疲れ様です
狭くはなりますがホントしばらく板の間続きます
あらら、今度はとっても気持ちいい開けた草原が現れた。いやぁ変化に富んで飽きなぁ~い、今更ながらココ良いかもです。
ちょっと脇道の逸れて小高い丘に寄り道
そして小高い丘の頂上に建つのが「分水嶺の碑」
つまりは多摩川・荒川・富士川の何処へ行くかは運命の分かれ道ってわけですね。まぁ、なんとも壮大な話だわ
間違いなく社会科の教科書に載てっそう。関心してしまいました。
三角脊柱の三面にはそれぞれの川名が掘ってあります
さてさて課外授業を終え、先を急ぎます。
笠取山方面へ
Y字路の右へ向かうは水干(みずひ)方面へ、後ほど出てきますが今はスルー
おっとぉ観えてきました。
なんじゃこの立ちはだかる逆モヒカンは?! これぞ急登りしかも直上
絶対、立ち止まらない振り返らない一気に登り切ると誓い、いざ
振り返りショットです。最後の方ヤバかったですが、なんとか一気登り達成
そして登り切ったところが頂上です。
(頂上の標識には決まって標高が刻んであるのですが・・・???)
富士山はうっすらと浮かぶように観えましたが、やっぱ予想通りの春霞
お目当ての新緑はと言いますとまだ程遠かった。GWくらいがベストかもしれませんね。あと紅葉の時期も圧巻かもしれません。
さてさてココからは帰り道下り。さっきの逆モヒカン坂を下るのではなく、今度は頂上を通り過ぎて裏側から降ります。
同じような今後は急な下りかと思いきや、しばらく岩場を細かい上り下りの繰り返し
こんか高いとこにシャクナゲ林現る
あらら?抜けたら頂上再び、こちらが本命だったようです。標高もバッチリ刻んでありました。
ってことで、笠取山(1,952M)頂きました。🚩
何をやらかしたのでしょうか?標識の向かいには、キャワイイ天狗さんが貼り付け獄門の刑
頂上のはまだ蕾でした
しばらく進むと見落としそうな降り口発見、これを右折
いきなりの転げ落ちるような急勾配
あれだけ急登だったんだから、こうなるのが自然ですが
一気に下り切ったところに次なる分岐
ここで中間報告
もう地図が示しているままです。🅿がスタート地点で現在地が今いるとこ
白い太線が歩いてきたルートです。
さっき分水嶺の後に出てきた「水干(みずひ)方面へ」の標識覚えてますか?
どうも”みどころ”らしいのですが通りたいルート(シラベ尾根へ)だど見れずじまい。そこでさほど遠くなさそうなので分岐からピストンすることに
上り下り無しのほぼほぼ平行移動で難なく水干到着
この地点が沢のはじまり、つまり多摩川のはじまりはじまり
地図には⛩マークがあったのはこの事でした。ありがたやー
上を見たら本堂までちゃんとありました。
“みどころ”チェック完了
さっきの分岐へ戻り、そしてシラベ尾根へ
ココから先はクマザサの踏み跡を行くのですが印が乏しく、しかも向かいたい方角からどんどん離れてゆくではありませんか。次の分岐を見逃さないように半信半疑ながらも進むことに
あったぁ~、これがお目当て分岐だったら良いのですが・・・でなければやや厄介
セーフ、ホッと一安心♬
次のチェックポイント再びの「笠取小屋へ」のサイン
登りで通った笠取小屋へ戻ります。ココからはほぼほぼトラバス平行移動
このルートは所々崩落跡が見受けられます。雨の日は通りたくないですね
再び中間報告、時折現れるこの地図。確認できて助かります
山奥って感じがしない平和な趣になってきました。そろそろかなぁ
次のチェックポイント笠取小屋ふたたび
登りのときは赤→から来きまして、再び小屋の前を通り
下りは登りの時と逆方向の左へ(チラ見しているのが例のゴージャストイレ)
程なくヤブ沢峠の分岐に到着
これを作場平口へ
ムムッ鹿の捕獲にドローンが使われる時代になった
便利と言うべきか? 恐ろしやっと言うべきか?
いずれにしても鹿にとっちゃぁとんだ災難
どちらに就くべきかか決めかねますので先へ進みます。
初めて通る道ですが登りの時と同じ景色
鹿問題を熟考しながら歩いていると・・・ガン見してるんですけどぉ
結論出ました、ドローンで鹿狩り絶対反対
沢にあたりました
しばし沢に沿って下ってゆき
おっと見覚えのある標識「一休坂分岐」
登り→はここを上がってゆきました
開けたヒノキ林の散策路チックなエリア、もう🅿はすぐそこ
トータル5時間弱の程よい負荷の登山でしたが、とっても変化に富んでいて具だくさんな山歩きで大満足!
花も新緑もまだちょっと早かったですが、おきにいりの一品となりました。
次は紅葉時期?いや新緑も捨てがたいなぁ
あぁ~楽しかった♬
充電完了いたしました
こんなガラガラなのに何故に第二駐車場まであるの?っと思いきや、なかなか人気の山で週末はめちゃ混みだそうです。週末行動の方は念頭に入れといて下さい。
そして車でのアクセスですが最後の作場駐車場までの一之瀬川沿いルートは雨の日、もしくは降った後はあまりお勧めできません。道に落石した石が転がってたり、がけ崩れ防止ネットとかもありちょっと気持ち悪いです。
【おまけ】
車で走る道すがらはいろいろ咲いてました
シャクナゲでしょうか
ミツバツツジ
たぶんアブラチャン
そしてお猿さんも
やさしが営業中