ここ最近、台風が途切れることなく発生しておりましたが
ようやく今週末から晴れの兆しが見えてきたようですね。
しかし秋雨ってこんなに雨多かったでしたっけ???
わがままのもんで早くも、あの夏の暑さを忘れて太陽の陽射しが恋しい今日この頃っす。
そんな天気が不安定な合間におかげさまで雨に降られず行ってきました
ハイ、またまたいつものクライミングネタでーす。
一歩早く進む山の季節の移り変わりをお伝え出来ればと思いましてね。
そして、またまた通い続ける瑞牆山周辺の岩壁です。
一言で瑞牆山周辺といっても広大な敷地に点在するエリアに無数にあり
毎年のように通ってますが、行った事がないエリアの方が多いくらいないんですよ
僕らはトポと呼ばれるガイドブックを肩手に森の中を岩壁求めてあっちこっちさまよい続けるのです。
クライミングへ出かける数日前から毎晩寝る前に、この本を開いてニヤニヤしながら妄想しながら寝落ちるんです。きっと僕だけじゃないと思いますよ、みんなやってるに違いありませんから。
さてさて、雨は降らない・・・はずの朝の集合場所
雲は多いものの遠くのまで見晴らしバッツグン
P近辺には秋らしいコスモスっぽい花が
岩壁へのアプローチ途中の沢沿いに
たぶんセリ、かもしかすると毒ゼリっぽい花が
森の中は夏から変わらず、もののけ姫チックなコッケ苔ですが
それでも真夏の潤いたっぷりな感じとちょっと違いました。
今回のクライミングはマルチピッチっと呼ばれるスタイルでお互いを一本のロープで繋ぎ合い
一人が最初にある地点まで登り、次の人が後を追って最初に登った人の所まで登る
を繰り返しおこないます。
一回を1ピッチと数え、それを尺取り虫のように何ピッチもズンズン登ってゆくんです。
スポーツと言うより冒険的な要素の方が多いでしょうか。
1ピッチ目
2ピッチ目
2ピッチ目終了地点からの見晴らしです
眼下に広がる森林は僅かに紅葉の兆しが
3ピッチ目
さすがに3ピッチ登ると高度感タップリ
こんな奴も現れたりして
そして最終ピッチ
友達が必死こいて登ってるさなかに、親指の爪ほどの特大サイズのオイニー君ことカメムシ現る
玉虫色がかった緑のスパンコールやさくれ野郎
っかどうかは分かりませんが、頼むからこんな所でぶっこかないでちょうだいよ
丁重にお引き取り願いました。
ゴール🏁
岩頭からの景色です
暑くもなく寒くもなく秋の空気漂う清々スィ~♪
全4ピッチで比較的に短いルートでしたが二人ともこのエリアは初めてで
それだけに新鮮味があってガッツリ楽しめました。
こんな丸太橋を渡り
駐車場に着いた頃にはすっかりガスが立ち込めていました、翌日は雨っす
帰りの運転中、楽しかったひとときを牛の反芻作業のように思い出し
その余韻にひたりながらニヤニヤしちゃってました。
そんな我にフッと気づき、真顔を作る僕でした。→危ない人ですよね。
ヨボヨボじーさんになっても遠くを見ながらニヤニヤしてると思います、きっと。
山はそろそろ紅葉だな~♪