つい先日、ウグイスの第一声いただきました。そして桜開花までもう秒読み・・・と思いきや、ここへ来て冷たい空気に逆戻りし綻びかけていた蕾がギュっと再び締まってしまいましたね。おかげで入学式のタイミングでの開花の望みを繋いだのではないでしょうか。

そんな北風ピープー吹くなか、春の山歩きへでかけてきました。
前日は雨でしたが当日は超回復を遂げてくれましてブルーSKYな晴天に恵まれました。
今回は珍しく電車バスでの出動、丹沢は大山の頂・・・と言っても頂上を目指すよりは道中を楽しむ感じの山歩きでしょうか。

byチャリで鶴川駅からの小田急電車で本厚木駅へ、そしてバスに30分余り揺られ道の駅清川へ
道の駅スタート→三峰山→とりあえず大山山頂までめざします。
その後は夕暮れ時間・バス時刻・体力しだいで秦野駅or伊勢原駅へ抜けるかは行き当たりばったり

公共交通機関を使うと臨機応変自由度が増すのが利点です。

入山はもう一つ先の煤ケ谷バス停を下車ほうが近いのですが、道の駅のトイレに寄るために一つ手前で下車。ちなみに広い駐車場もあるので車でもオッケーです、ありがたや。

バスを降りたらサッブっ(寒)、突き刺さるような冷たい風

持ってる物すべて着こんでのスタートとなりました。

川沿いを歩き集落を抜け、畑の横をゆくと登山道入り口
策は獣除けです。「狩猟中」の看板が!狩られないように気を付けましょう。


最初の杉エリアは緩めの登りで、どんどこ山奥へ


30・40分歩き気づくと周辺は広葉樹の雑木林に、そして登りもややきつくなりはじめました

前回の大倉尾根の業の成果なのか脚はまったくモーマンタイ♪

低山だからと舐めることなかれです。「引き返す勇気」いつも念頭に


着々と標高を上げ、木々の隙間からもだいぶ上から目線に

エボシ岩、江の島、そしてその先の三浦半島までクッキリ
この時期たいていは春霞で見通しは諦めるのですが、当日たまたま冷え込んだからこその景色です。

進むにつれ徐々にではありますが更に急坂に

一山超えると増して急な登りに


向かいの山頂付近はまだ雪が残ってるようです。たぶんこれ塔ノ岳


いよいよココからのようです。三峰山名物、かみそりエッジのやせ尾根


街中がこんなだったらスマホながら歩きは無くなるでしょうね


20分くらい歩いたでしょうか、一旦やせ尾根は終わり平坦に
・・・そして急な長い階段現る


階段上り切った先にカミソリエッジ第二章

しかも激しめに

これでもかってくらい、こんなのが矢継ぎ早にできます


最後の段差に手をかけて
よじ登った先に
着いたぁ~💦三峰山(934,6M)

最後の段差に手を掛けた状態で先に到着している方と見合ったまま無言で笑いあってしまった。
僕の心境は「はぁ~着いたぁ、キツいっすねぇ💦」
お相手さんの心境は「ですよねぇ~」
ここまで2時間半まずまずだと思います。特にタイムアタックしたわけではありませんが長丁場だけに最初稼いでおきたいって気持ちで、ついつい早まってしまいがちです。

ここでがっつり休憩していると後続登り人が次々と
ほぼほぼ皆さんはココから1時間ほど下ったところのミツマタ群生地狙いで間違いないでしょう。ただいま絶賛満開中、一見の価値あり圧巻ですよ。

混んできたから撤収し、引き続きやせ尾根を今度は下り次の山へ




いやぁ、良い天気に恵まれましたわぁ♪


やせ尾根エリアを終えると皆さんはミツマタ群生地方面へ
そして僕は大山方面へ
地図にも迷いやすいと載っていたとおり、分かれ道がホントに不明瞭

YAMAPなかったら彷徨ってたかも


分岐に到着、これを大山方面の右へ向かいます。
ちなみに左へ行くとミツマタ群生地へ戻れます。


遠くに目指す大山の頂上が見えてきました。
でも気になるのは頂上付近の山肌に残る白い物。う~ん、雪対策ゼロなので一抹の不安が

まぁ、無理だったら引き返して満開のミツマタ鑑賞に計画変更も悪くない。・・・てな感じで電車バスだと臨機応変に対応可能なのが嬉しいですね。

ここから一気に急降下・・・って事は再びその分、いやそれ以上の登り返しがあるってことです。


急降下した先のベンチに到着

ココから大山山頂まで一気に急上昇


距離にして2.3km、ガッツリ休憩して靴の紐を締め直し

バッチ来いやぁ~💪

がんばれ俺の大腿四頭筋💦

負けるな我がハムストリングス💦

風が冷たく気温だいぶ低いと思います・・・にしても遠目で見た時と違い、雪の心配はまるで不要でした。


一旦なだらかになってホッとしたとこで、見えた先のこんもりした丘の上が山頂っぽい


正に鈴なり状態、満開のアセビ

ほぼ着いたも同然と思いきや・・・なんの、なんの次はひたすらの階段攻め

そして渡り板、引っかけてつまずかないように気を遣うので楽ではない


はぁ~着いたぜぇ💦大山(1,252M)

山頂はなぜか風が無く落ち着いてまったりと眺めを堪能できました


さてさて、どのルートで下ろうかの三択
ルートは阿夫利神社下社で再度検討

まだ時間に余裕があるのでの見晴台 経由で下ることに

コからは通い慣れたルート、転げ落ちるように急ピッチで下ります





見晴台に到着


日向薬師方面は一時期クマ出没で通行止めになってましたが解除されてるようです

僕は大山下社(阿夫利神社)へ

高度を下げずに谷を横切る感じでほぼほぼ平行移動

お土産物屋さんが見えました


久々の人口建築物、今になって登り階段が脚に堪えるぅ💦


大山阿夫利神社下社に到着


ここで再び再検討・・・の二択から

蓑毛バス停まで1時間10分→バスで秦野駅
  バス時刻は1時間に一本のみ、2:48発に乗れるか?
大山ケーブルバス停まで30,40分→バスで伊勢原駅
  1時間に二本出てるので深く考える必要なし
う~ん、蓑毛だと次のバスは1時間12分後、ギリ間に合いそう
もし逃したら1時間待ちは辛すぎる・・・けど体力試しの運試しで蓑毛へ抜けることに


ゆっくりお参りしてる時間なし、前を失礼して




うっすら下りだけど、ほとんど横移動メインになります


分岐に到着、バス停まで残り1.7km


林道が出てきた

そして直ぐ登山道に入ります。こんなのが何度か繰り返し現れます。


「1時間待ちたくない」って一心でトレランか?ってくらい小走りで来た結果、余裕で間に合いました。
お寺の前に出てきました。あと0.3km


最後の最後で嬉しいミツマタ満開、大山周辺に多く分布していて和紙の原料として植えられたのが始まりだそうです。


最終コーナー立ち上がりメインストレート

ゴーーーーール🏁🎉 歩行距離15.1km / 6時間48分

いやぁ~長かった。久々の長丁場ルートに大満足と達成感♬

バス停の道を挟んで向かいにはありがたい公共トイレ完備


ヤマヒル名産地でもある丹沢、4月いっぱいくらいまではまず問題ないでしょう。
GW移行は出没注意⚠事前の情報収集と対策をお勧めします。


【総集編時短動画】


電車だと帰路の渋滞知らずなのが、またうれしい。

16時には鶴川駅に着いてしまった。感激ぃ~♪

ずっと気になってたルートだっただけに無事達成できてホッと安心
また一つ✅
そして脚へのダメージも軽傷で済みました
あぁ~楽しかった。
でも、今日はもうお腹いっぱいかも(笑)

チャージ⚡完了
やさしが営業中