三寒四温ナウ、いかがお過ごしでしょうか?
つい今朝方、今シーズン初 ソプラノボイスの鶯君の第一声いただきました。
しかし、ほんのツーコーラスだけ。
すぐ後に真っ黒い雲が立ち込めたと同時に風が強く吹きはじめ
それに掻き消されるように鳴くのを辞めてしまったようです。
ちっちゃな第一声を聞き逃さずにラッキーでした。
因みにまだ慣れてないらしく、だいぶヘタッピーでしたけど。

さてさて、本題に入りますが
ずーと、ずっと大事に温めていた「やりたかった事」
気が向いたのでトライしてみました。
長ーく引っぱる程の事ではありませんが
コーヒー豆を自家焙煎してみました。

まずは生豆を入手せねば
「あそこへ行けば譲ってくれるよ」と前情報をお客さんから聞き
近所の立派なログハウスのコーヒー屋さんへ行ってみました。
ここは自家焙煎の本格コーヒーのみならずログハウス喫茶は
ドラマ撮影でも使われるほどのようで
太っとい柱に「○月×日はドラマ撮影の為△時閉店」と張ってありました。
なんのドラマ? 誰が来るの?
と興味深々ですが

まず豆の選択からですが、ずらり並ぶラインナップの数々
どれにすれば良いのやら皆目???
ここは知ったかぶりせず、お店のマスター頼みにすることに
「あのー、生豆を分けてもらえませんかー?」にマスターご快諾!
かくかくしかじか伝えると、始めてだったらこれがいいよ
ちゅう事で「コロンビア」を購入

焙煎方法や注意点などをご親切に教えて頂きました。
ありがとうございました。

それでは初の焙煎どうなりますことやら
断っときますがコーヒーは大好き
でも、うんちく一つ言えないグーグルでサクッとかじった程度のド素人ですので
違っていたらスル―でお願いしますね。

焙煎方法はフライパンとガスコンロ、それとタイマーの至ってシンプル
実物の生豆を見たのは、これが初めてですが、
コーヒーブームな昨今の割に意外と見た事ない人多のでは

改めましてガスコンロ着火しまーす。
そしてフライパンを火にかけ100グラム投入と共にタイマースタート

油などひかず空煎りします。
煎る際にチャフと呼ばれる薄皮のようなものが飛び散り
キッチンでやると大変な事になるので外でやる事にしました。

フライパンをふりふりして豆を躍らせて火加減に注意しながら慎重に
んー、でもぜんぜん色が変わりません。
ふりふりする事30分,ようやくこんな感じに

どうも慎重過ぎてだいぶ火が弱かったようです。
それに合わせこの日は真冬の冷え込み、
くうを舞う豆の温度はたちまち冷やされてしまうようです。

手順としては数分でチャフが剥がれ始め
その後、徐々に薄茶色に変化し
さらに煎り続けるとパチパチ、パッチンとはじける音がしだすはず。
これが1ハゼと呼ばれる時点なのですが
教えてもらったのは15分くらいで1ハゼに到達するように
だけど、30分たってもその気配なし
まさか「既に過ぎてるの?」と不安もよぎりつつ

45分経ってもハゼってこないので作戦変更
フライパンふりふりは辞めて
フライパン固定で箸を使う事にしました。
すると進捗状況急加速


その後もこまめに火力調整しながら煎り続けていると
やっと来ました、明らにパチパチパッチンが
間違いなく1ハゼです。

パチパチは始まったすぐ後から煙がモクモク
そして豆の表面もテカッてきました。
そうそう、待ってましたこの反応

でも、だいぶ煎りムラがめだちます。
中には炭?っていうのもちらほらと
火力が強過ぎたのかなー?
いやー、分かっちゃいたけど難しい

ほんとうはこの後2ハゼって段階もあるのですが
これはこれで辞めときました。
プロの方は浅煎り~深煎りまで、細かーく調整するのですが
今回は一緒に煎ったのにブレンドになっちゃいました。
最終系がこれ

始めてで当然なのですが大失敗
でも次へ繋がる貴重な大失敗となりました。

焙煎後、三日以降から飲みごろだそうですが
待てず数時間後に試飲してみた。

なぜか電動ミルは持ってまして極細に挽いて

エスプレッソで頂きました。

テイストのほうは苦いだけ でした。
まぁ、焙煎直後ですから
三日後に期待

そして再試飲、確かにまろやかになった気はしますが
コクなし
うまみ?ん~
やはり、にがっ!
お粗末さまでした。

あわやくば施術後のハーブティーの他に・・・・
うっすらな計画は儚くも消えゆきました。
しばらく修行が必要のようです。

やさしがは今までどおり四種のハーブティーでお待ちしております。

追伸
失敗作ですが牛乳多めで美味しーく頂いております。
これから、焙煎積み重ねてうまくいったら報告いたします、かもね!