葉桜に移行しつつも道端や花壇には花々が咲き乱れ爛漫ですねぇ。でも「爛漫」通り越しやや暑いですけどね。

そんな春爛漫な中、山梨方面へ岩壁に噛り付きに行ってみました。いわゆるクライミング。
今回はいつものクライミングとはちょっと違いマルチピッチと呼ばれるスタイルで登ります。
先行者が20Mとか30Mとか一本目を登り、次に先行者を追うようにもう一人が登る。
これを1(P)ピッチとして、2P・3Pと同じことを繰り返して登る。こうして尺取虫のようにドンドン登ってゆくクライミングです。
ワイルドチックなクライミングになるので機材もいつもよりやや多め


駐車場から見上げる遊び場、朝はだいぶ雲多め
クライマー界隈では太刀岡山左岩稜と呼ばれる全9Pのマルチルート

森の中の白↑から登り始め赤↓のピコッ突き出た岩頭(はさみ岩)まで尺取虫ってゆきます。

頼りない橋を恐々渡りスタート地点まで15分くらいでしょうか

ちなみにザックを背負ったまま登るので荷物は最小限。
寒い思いはしたくないし、でも荷物は減らしたい、だいぶ悩みました。

まずは1P目がこれ、岩の裂け目を主に手がかりにして登ってゆきます

先行隊いかしていただきました。
クゥ~、序章なくいきなり楽すぃ~のピーク

2P目は先行隊チェンジしてパートナーに行ってもらいます


ミツバツツジが咲き始めてました


3P目、僕が先に登りパートナーが追ってくるとこ


4P目は撮影できず5P目
この辺りから森の中を抜け出し露出感、高度感満点になってきます。

雲も徐々に履けてきてますね


5P目登り切ったとこからのバックショットがこちら
気持ちうぃ~♪脳みそ蕩けて耳から垂れ漏れそう



5P目、追い登り中おじさんのバックショット


6P目は相方おじさんが先

ここはちょい長め、ズンドコ登ってゆきます。


7P目、ナイフエッジを辿る看板ピッチ。お先にいただきます。


ご馳走様、そしてナイフエッジの振り返りショット


もっと遠くを振り返ると雪を纏った鳳凰三山が見えました。

鳳凰三山の下に見えるは敷き詰められた「げんなりアイテム」のブラックパネル
最近増えましたねぇ😢

気を取り直まして、8P目は相方おじさんが先
9P目のフィナルピッチは短いので8Pと9Pまとめてやっつけちまうとの合図が

はさみ岩のてっぺんからひょっこりはん、ここが終点


ファイナルピッチを堪能中の僕

はさみ岩の先っちょへ無事完登♪おっちゃんご満悦、イェーぃ♬


遥か眼下に駐車場が見えました。あそこから来ましたイェ~ぃ♪


岩とりつきからちょうど3時間半、只今11時すぎ
ここで終了で太刀岡山の中腹から登山道下山路で降りる予定でしたが、店じまいするにはまだちと早い
「せっかくだから太刀岡山頂まで行かね?」ってことになり満場一致

岩登り終了地点が標高1,058m

一つ目の頂、太刀岡山 南峰を目指します。なかなかの急登っす

30分程で着きました。南峰(1,295.7m)


一回下って上って10分くらい、お隣の南峰よりちょっと高い
太刀岡山(本峰 / 1,322m)に到着


いやに脚がパンパンと思ったらクライミング直後だった

重力に任せるように惰性で下り落ちる。そして暑ぢぃっす


何ぞ???いきなり現る広大な伐採地
まさか!まさかの!
がっかりアイテム建設予定地ではあるまい???

しかし成す術なし

とぼとぼと歩き続け人工物が見えてきた

っと同時に一連の軌跡一望スポット、感慨もひとしおです。


人工物は養鶏場でした。桜8部咲き&沢沿いに群生するスイセンの乱れ咲き



キブシ


オオアラセイトウ、花ダイコンとよく間違えられるらしい


「はさみ岩」たる由縁の景色(ZOOM)、あくまでも個人的な考察ですが


駐車場に到着、左岩稜線ふたたび(朝とは違い,日光に照らされバージョン)


【総集編時短動画】


いつもと違うワイルドクライミングで五臓六法堪能いたしました。
充実っす、楽しかった♪
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