先週は春先以来すっかりご無沙汰の山歩きに行ってきました。
場所は奥多摩方面の川苔山と言うところです。おそらくベテランの方は知らない人はいないでしょう。奥多摩の中では人気の高い山です。

コースは鳩ノ巣駅から電車で奥多摩駅まで移動し、そこからバスに20分程ゆられ登山口まで向かいます。そして頂上を経てゴールは駐車場がある鳩ノ巣駅という周遊ルート。

天気予報は曇りのち晴れで雨は降らんでしょう!といった感じでしたが
朝家をでると軽くパラパラと・・・。
そして現地に着くと普通に降ってました。

晴れの確立は低いけど、雨はないと思っていたので、ちょっとブルー。しかし雨の中の登山も嫌いではないので「ここは気持ちを切り替えて」と思っていましたが、登山口に着く頃にはすっかり上がってたので、一気にテンションアップです。
なかなか良い演出をしてくれますなー。

ここが川苔橋と言うバス停です。実際はここから40程舗装路を歩いて登山道入口まで向かいます。


写真では分かりにくいですが
雨上がりで森はしっとりしていて、上の方は軽くガスっています。
曇ってますが、これはこれで癒し感満点でvery goodです。


ここから登山スタートです。
一見混雑してますが、ほとんどの方が同じバスでくるので一極集中しているだけ。臨時バスも出ていなかったので、かなり少ない方ではないでしょうか。先週が三連休の秋晴れで今週は台風が去った後なので、これもうなずけます。
ちょっと登山道が荒れていないか心配ですが。いざ頂きへ!


まず第一の目標はここから50分ほど歩いたところにある百尋ノ滝(ひゃくひろのたき)。
この滝まではずっと沢を着かず離れずでドンドン奥地へ入っていきます。
野を越え、丘を越え、沢を渡ったり、しかし登りは緩やかです。
バリエーションに富んでいてテンションあげ上げ、なぜかウキウキルンルン状態です。
きっとマイナスイオン百万ボルトに僕の脳幹あたりが感電していたに違いありません。





そして想像を見事に越えてくれた滝です。

ほとんどチェックポイントくらいにしか考えていなかっただけになかなかのスケールに驚きました。
(おっちゃん、だいぶ、はしゃいじゃってます。)


しばしのご観覧後、ここからちゃんとした上り坂が続きます。これまでが楽だっただけに一気に足にこたえます。


ひたすらこんな感じが続き―の、ようやく頂上です。
「ポッと頂上にでる」といった感じです。

既にたくさんの人が頂上でお弁当タイムしてました。


でもってお約束の「はいチーズ」


下山する時はガスり始めましたがそれはそれで幻想的です。



頂上まではバリエーションに富んだ雑木林が続くのですが
頂上から間もなく下った辺りから永遠植林地帯が続きます。
テンションあげあげ材料も乏しく、膝にこたえます。


途中台風の爪後もありつつ


なんだかんだで3時過ぎ、ようやく駐車場近くの神社に到着です。
境内でギンナン発見するも、最後の最後で僕一人で再びテンションアップ。
友達の二人は全く興味ないようです。


二人の覚めた視線を振り切り、僕一人でギンナンをかき集め
最後に鳥居をバックに袋詰めのギンナン片手に記念撮影!

寄り合いの帰りにおっちゃんが手土産片手にほろ酔い気分って感じ


総評するとこのコースは景色を楽しむと言うよりもマイナスイオンビンビンの中、森林浴に浸るという方がメインのようか気がします。良い天気のなか頂上での眺めも気になりますが、雨上がりでしっとりした森の中も実に心地よい空間でした。

頂上付近でリンドウの花を見つけました。

春に咲くものと思ってましたが調べてみたら時期がこれからのしょうです。
特に沢沿はもみじの木がたくさんあったので紅葉が始まるころに、一緒に楽しめる事でしょう。
自信をもってお勧めできるルートの一つです。
機会を作って是非ご賞味あれ!