ちょっと前に小さい秋見つけたと思ったら、小さい秋のまま立冬迎えちゃいました。いくらなんでも早すぎ!
僕の記憶では初日の出を拝んで、餅食べて、桜の開花を指折り数えて、墓参りと海水浴へ行って、ポケモンGoってなに?と思って、
キンモクセイが香ってきて、彼岸花が開花したとおもったら、若者が変てこりんな格好で町をねり歩いてたのがついこの間、
気づいてみれば今年もあと2か月足らず
感覚的には、もうちょい秋に浸って居たい気もするんですけどねぇ。でもきっと界隈はアッちゅう間にクリスマスバージョンに切り替わり、それに影響されて僕の肌感覚もそれに流されちゃうんだろうなぁ~。

そんなもんで最後の一滴の秋を味わいに、シーズン終わり間際の瑞牆へクライミングしてきました。
ヤフーお天気大明神の予言によると、この日は「気温は低いっぽいけど、まぁ日差しはあるっしょ。」ってお告げでした。いずれにしても雨はなさそうだし日向なら何とかなるべ~って事で行ってみることに。しかし最後に秋のつもりが・・・

通りがかりのダム湖畔は見事なモザイク模様に色づいてました。

さらにいつも気になる、もう一つの通りがかり

気づきましたか?おそらく車が突っ込んでガードレールひん曲げたところへ看板建てるとは、なんて大胆な

お店の全貌はここでは確認できず

ベールに包まれ感で興味を掻き立てられます

でも結局毎年スルーなんですけどね

そしていつもの集合場所P


紅葉はほぼ終盤でだいぶ落葉は進んでました

反対側の景色はもうすっかり真冬の装い


左の険しそうな山が甲斐駒ケ岳です。

水筒へ水を入れに行ったら蛇口があ・か・な・い???

もうロッジも今シーズン終了かぁ~っと思った矢先、ロッジのおっちゃん出勤
僕>すんませ~ん、水汲ませて~」とおねだりすると
おっちゃん>裏に水場あるよん
僕>蛇口が開かないよん
おっちゃん>えっ、もう開かない???
実は蛇口、カチンッカチンッに凍って開きませんでした
どうりで、ものすご~く寒いわけです。

かなりの不安を抱きつつ、もう行くしかない僕たち
落ち葉が積もる寒々しい森のなか

寒いのは、まぁまぁやり過ごせますが問題は岩の冷たさ
登ってると手の感覚が無くなり、冷た痛くなり岩を掴んでる感覚すら分からなくなっちゃうんです。


今シーズン霜柱、初観測


今回は点在するエリアを行き当たりバッタリで巡回することにしました
一発目の壁

当然ながら岩もキンキンに冷え冷え状態、夏のビールだったら「クゥ~♪」なんでしょうけど
やっぱり中盤から手の感覚なくなり別の意味で「クゥ~」


このエリアで「こえ~(怖い)、つめて~」と喜び?の雄たけびをあげながらも数本登り
次のエリアへ移動することに、途中わずかに残る紅葉


次はこんな感じの壁

因みに朝からドン曇り継続中、それでも昼頃になると、ちょっとだけ気温が上がったせいか、はたまた慣れたのか最初より少し長く冷たいのも我慢できるように
ポジティブマインド・ターボチャージャーMAXにしてですけどね


この日の最高気温計測。なっなんと3.8度

数字で突き付けられたら受け入れざろうえない、この寒さ
ってか、なんで温度計持ってんの?

いつも用意周到な頼れるバディーも今回ばかりは恨めしや

ここでしばらく、もがき楽しんだ後はさらに奥地へ
夏は涼しげな沢沿いは一遍して、なんとも寒々しい

更にガシガシ登ってゆくと広葉樹はすっかり丸裸、残る緑は針葉樹のみ

秋のつるべ落としとは、昔の人はうまい事を言ったもんです。
時間的にも最後のエリアになりそう
到着するやいなや、とっても嬉しくない冬なアイテムのつらら発見

一番長いのは30cmほどまで、育ちやがってました

そして目を覆いたくなるよな事実

はい、最低気温頂きました。1.9度

しかもルートはこの日最長の25メーター

岩壁のど真ん中を一直線に貫く素敵なルート
出来る事なら天高い真っ青な秋空の下で登りたかった


結局、この日は一点の青い空も拝めず日暮れを迎えることとなりました。

この辺りは冬になれば深ーい雪に閉ざされます。
今シーズンも無事に楽しく遊ばせてくれてありがとう。

では、では来シーズンまでアディオス・セニョリータ♪

追伸
これ、やさしが施術室からの冬季朝いち限定、先っぽだけ富士山ビューです。

これから冷え込んでゆく冬も
整体室やさしが、あった~くしてお待ちしております。