ハワイのように今年は海パン姿でサーフボートに乗ったサンタが来るのでは?
と思いきや年の瀬押し迫るとともに、さすがに冷え込んできましたね。
冬型鉄壁の西高東低フォーメーションは崩れることなく、そしてまったくも雨降らず
おかげさまで車は砂埃まみれ、送迎ご利用の方は目をつぶってくだされ。

未来永劫続くのでは?ってくらいに安定しきった保証付きの冬晴れ期間は富士山絶景ポイント一択。
ってことで今回は富士サファリパーク近くの裾のまで見えるポイントへ圧巻ドデカ富士を観に出かけてきました。
愛鷹連峰(黒岳、越前岳、呼子岳)周遊コース
山神社無料駐車場6:40に到着、曇り、外気温1℃、車1台のみ

この日の予報は「朝のうち雪が降るところもあるでしょう、ただ急速な回復の見込み」との事
「まぁ青空は時間の問題・・・」くらいに考えてました

登山道は道を挟んだ向かいの鳥居をくぐって入山です。


最初は杉並木を縫うように進みます。

体はちっとも寒くありませんが指先は手袋をしてても冷た痛い
おひさま早く出てぇ~!

しだいに杉並木から雑木林の自然林へ
頭の上を杉の葉で覆われていて分からなかったのですが、この辺りで粉雪が舞っていることに気付く。予報通り


登り始めて1時間もしないうちに待望のご来光、でも厚めの雲に遮られまだ日差しは弱々しい


第一チェックポイント、愛鷹山荘に到着

薄日に照らされていますが舞雪継続中


分岐に差し掛かりました。
ここは右へ、黒岳を往復する感じでまたココに戻ってきます。


雪舞い足元は薄っすら白く落葉樹の冬の森を進みます


黒岳山頂(1,086.5M)に到着、ココまで1時間ちょいってところでしょうか。

ちなみにココが本日のメインイベント、宝永山付きドデカ富士絶景ポイント
のはずだったのですが・・・キャンバスは真っ白
涙を呑んで先ほどの分岐点へ戻ります。

分岐に戻る途中のビューポイントに差し掛かった時、偶然にもほんの一瞬だけ顔を出してくれました。

宝永山パートは隠れたままですがまぁ良しとしましょう♪


さっきの分岐を通り過ぎたら尾根道を登り越前岳を目指します。


標高と反比例し気温は下がり傾向

霜が溶けて足元グチャグチャ泥まみれよりマシですが



次の絶景ビューポイント富士見台に到着

案内の通り、ここからの景色が五十銭紙幣に採用されたそうです。

その景色とやらがこちら↓精一杯のイマジネーションを働かせてください。


待てど未だ天気急回復の兆候皆無なので進みます。
むしろちょっと雪増した気がします。

気のせいではなかったようです。

山頂目前にして樹氷の数々が見れました♪

富士山と引き換えに・・・って事でしょうか



越前岳(1,504M)に到着

ココからの富士山は@黒岳ほどドデカではないですが、
今回の山行ルートで富士山が見える最後のポイントになります。
早い話、この時点でドデカ富士は次回以降に持ち越しが確定。トホホっ💦

舞い落ちる粉雪継続中
ここから多少急な痩せ尾根の下りなので気を付けねば


スタートから約3時間半、そして時刻は10時半
ようやく回復の兆し現る
沼津市街地と駿河湾


雲の切れ目から青空、そして日差しまで届いているのに
未だ雪、に風も加わり横から降りつけられる

アハっアハっアハっ、なんか笑けてきた

やっと本格超回復はじまったようです。日差しの温もりも届きはじめた

暖ったけぇ(^^♪


頂上へ通ずる急登の先に青空がお待ちかね


呼子岳(1,310M)に到着

頂上の隅にご鎮座ましますお地蔵さんはX’masバージョン


ここでお楽しみ、クッキー&HotコーヒーでTeatime

馬ッ、五臓六法に染み渡るぜぃ

因みに赤←の尾根(樹氷があったとこ)を登って越前岳へ
越前岳から呼子頂上まで1時間ほど



さてさてここからは下り一辺倒、下山お帰りモードです。
日当たりの悪い北面なので地面はカッチカチに凍ってます
気を付けねば


割石峠に差しかかりました


ここから、しばらく多少急な涸れ沢のガレ場を下ります。

(水が流れていない足元岩ゴロゴロの沢って意味)

しかも薄っすら雪を纏っているので慎重に

支流から本流?に合流、坂がなだらかになりホッと一安心。


後々チェックしてみたら涸れ沢の下りは僅か30分ほどでしたが
滑らないよう慎重だったせいか1時間くらいに感じました
でもやっと気の抜けるとこまでおりてきました。
それなのに未だ雪あられ継続中


シカ登場、群れでおらず体格もいいので若い雄な気がしますが???


シンボリックな立派な杉も登場、この辺りでやっと雪あられもやみました。

命名も見たまんま


ガレ場を下り続け脚はへろへろ
なんかここへ来て温い陽も当たり、急に気がゆるんでしまった
ゴールまで2.2kだけどちょっと休ませて、さっきのクッキー残しとけばよかった


さーてと、もうちょっと
進むにつれ人工感が色濃くなってゆきます






最後のチェックポイント涸れた川、
これを横断した先のポッカリ口を開けたようなブラックホールの先が終点


川の上流へ向けてショット

下流ショット、

達成感と雪の寒さから解放された感も手伝って、超気持ちうぃ~ここ(^^♪

ブラックホールに吸い込まれて間もなく駐車場が見えてきました。
左が入山時の鳥居、右が駐車場


【師走で慌ただしい方向け超時短動画】


けっきょくのところ山行の大半は雪止むことなく、天気の急回復を待たずしてゴールしてしまいました。
結果論ですが逆周りだったら、もしかしたら黒岳辺りで青空が見れたかもしれません。
っが、この状況もまた然り。
ドデカ富士はまた今度って事で!
あぁ~楽しかった

Happy merry X’mas!

良いお年を!
年内、残りわずかですがやさしがガッツリ営業中