ソメイヨシノ開花宣言が2週間前倒しではじまり、気温もちゃんと前倒しで上昇しているようですね。
それなのに
今年の夏は理論上冷夏傾向にあるようです。そんなバナナ・・・ですが、なぜならエルニーニョだからだそう。がしかし近年はエルニーニョでも酷暑らしい、それはエルニーニョ理論を上書きするように温暖化が増しているだとか。結論、何が起こるか誰も予想つかず!
そんな温暖化真っ盛りの高気圧MAXパワーななか、鷹ノ巣山へ毎年恒例のワラビ採りに行ってきました。

恒例とは言っても去年に限りちょい早すぎ(4月下旬)た為に収穫ゼロでしたが、それに勉強して今年は5月中旬にセッティングしてみました。朝まだうす暗い時間に出発、この日は暑くなる予報でしたが朝はまだチョイ寒。油断せずに念のため一枚多めにザックに詰めました。
駐車ポイント6時半くらいに到着、既に太陽は昇りギンギンギラギラな陽射し。Tシャツでもまったく寒くない・・・ってか若干暑い、この時点で一枚多く詰めた長袖は終日出番なしと悟りました。


駐車場はありません。路駐スペースが若干あるのみ、すぐ近くの脇道からの入山


入山して直ぐの道端にワラビの成れの果てがコレ、いわゆるシダ類
頂上付近はまだ開いていないことを祈ります


この辺りはまだ新緑ですねぇ♪差し込む木漏れ日が清々しいです。


ちょっと歩くと浅間神社の鳥居、横で咲いているのはミツバツツジ


一節に三つづつ花が着くのが名前の由来、もう終盤散り始めてます。


ココは参道になるのでしょうか。


二の鳥居の奥に建つのが本堂?朽ち果てていて管理されていないようです。


本堂らしき横を通り尾根道、浅間尾根へ


スギ林から広葉樹が入り混じってきます



小一時間ほどで黒い幕が見えてきました


シイタケ畑?・・・とでも言いましょうか無数の原木


これが現れた辺りから道は比較的平坦になり、しばらく平坦が続く間は黒幕で仕切られて原木が左右に点在設置されています。そのエリアを過ぎると多少急になり、っと同時に雰囲気も刻々と変わります。

木漏れ日がなんとも清々しい、そしてBGMは春セミの大合唱

しかしその実態は・・・あぢぃ💦
そして夏山低山の風物詩、入山当初から顔に纏わりつく虫、虫、虫

ここから微妙に雰囲気が変化してゆきます

終始左右に点在するツツジ

標高が上がるにつれ、一の鳥居では終わりかけていたツツジが復活してゆく


斜面が変わるとBGMも一変、ハルゼミは遠くに聞こえ今度は野鳥の声


葉っぱからノイチゴ系でしょうか?


水場に到着、ってことは山小屋はもうすぐ


ちょっとだけ風は景色と同様に清々しくなってきました。ここ登り切ったとこが山小屋


鷹ノ巣山避難小屋に到着
数人の登山者に会いました、マットを持っていたのでココに泊まったのでしょう

スタートからここまで1時間半あまりってとこでしょうか。ちなみに嬉しいトイレ完備、bottonですがよくある超狭くておいにぃ~ツーン(臭)の簡易トイレよりもよっぽどマシです。

軽くエナジーチャージした後、この斜面を上り詰めた先が頂


ここから仕事開始、この辺りからワラビ自生エリア。適した条件は陽当りの良い斜面

あっちこっちに生えてるワラビを摘みながら頂上を目指します


頂上付近はちょうど春まっさかり、町田の4月初旬くらいかなぁ。
斜面方角にもよりますが九分咲きくらい、一番勢い感じるときです


ワラビ摘みに夢中で知らぬ間に頂上目前、山小屋から30分ちょい

そして、その間で収量こんだけ。ちょっとまだ小さく細いかなぁ


鷹ノ巣山 山頂(1,736.6M)に到着🏁


天気は良いのですが見通しは案の定こんな感じです

今回の目的は花より団子、景色よりワラビなので問題なし

そして肝心のワラビの育ち具合はといいますと・・・2便目収穫

頂上のほうが太くて長い。おそらくこっちの方が陽当りが良く、鹿💩が効いて土壌が豊なのかも
感覚的にワラビのシーズンは始まったばかりな気がします。なんなら今年は例年より早いくらいなのかも。
まだお昼前ですが、そろそろ撤収。帰宅してあく抜きせねば

頂上付近のツツジはまだこれからのようです


今度は反対側のラインをローラー作戦、摘みながら下ります

向かい右上に見える頂は高丸山(1,732M)


今回は登ってきた道を下るピストンルート、帰りは更に気温上昇に加えほぼ無風。
山行は短かったですが久々登山に加え、斜面でのワラビ摘みはボディーブローのように脚にこたえました。
路駐ポイントに到着したら灼熱サマー状態でした。


自然の恵みありがたぁ~く頂戴いたしました。
あざぁ~した Y(_ _)m
やさしが営業中