そういえば梅雨って明けたんでしたっけ? これからでしたっけ?・・・と一瞬分からなくなってしまうのは私だけ?もう一つ、今って緊急事態宣言って解除されたんでしたっけ?それとも蔓延防止なんちゃら中だったかな?

戯言はこのくらいにして本題です。
毎年この時期恒例の・・・で始めたいとこですが去年は緊急事態宣言中で来れず2年ぶりとなりました。
あれっ??? 只今も同じく緊急事態宣言中でしたっけ? 誰とも接することはないので百合子も大目に見てくれるでしょう。

朝6時台に着いたにもかかわらず既に数台の先着組が
 

現在地🅿から稲村岩を右に巻き肩部へ、そこから稲村尾根の急登で頂上を往復ルート


村落から登山道入口、電信柱の左に写ってるのが稲村岩


前日降ったようです。しかも夜まで


村落と山の境界を渡る橋、この向こう岸から登山のはじまり、はじまり


っと思ったら、はじまった矢先に終わっちゃいました。
看板には「登山道崩落の為 通行止め」だそうです。

しゃあない。【プランA-頂上往復】は諦め、【プランB-どれだけ崩落しているか現場確認】へ計画変更
虎ロープを潜って再び前進再開

コアジサイ


稲村岩の基部に到着、


基部を過ぎ、枯れ沢に入ってすぐ・・・ありゃ~派手に流されてます

こりゃ間違いなく一昨年の台風のしわざですね。沢沿いの登山道が根こそぎ流さてました。

だいたい道筋は記憶しています。この沢を進んだ先の左斜面に稲村岩の肩へ向かう登りがあるはず。

先人が残した目印のケルンがでてきました。間違いないようです。

丸太を潜ったり、跨いだり


雰囲気的にも時間的にもそろそろな気がするのですが


見っけぇ~🎶 再びプランAに戻します。


この急斜面に刻まれた、つづら折りの踏み跡で一気に稲村岩の肩まで

やはり入山人数が少ないのでしょう。踏み跡が落ち葉で埋め尽くされ不明瞭、しかも落葉で足元悪し。なにげに急斜面なので気をつけねば

稲村岩の肩に到着、道を探しながら来たにも関わらずほぼオンタイムの1時間
これから始まる急登の尾根道に備えココでガッツリ休憩


ご参考までに。モッコリが稲村岩、そこから左上する稜線がこれから始まる尾根道


陽がだいぶ高くなってきました。陽射しは強そうですが若葉フィルターで、しかも風が吹いていて超きもちいい。きっと下界は猛暑だろうなぁ~!っとちょっと優越感


いつもの植樹と雑木林のハーフ&ハーフ


ココを過ぎて間もなく・・・厄介な一団と遭遇。モンキーズファミリー

一昨年だったか、やはりこの辺りで、その時ははぐれ猿と出会いまして。
群れで行動するのが通常らしく、おそらく謀反を犯したか抗争で敗れたかの雄猿だったと推測。
しかし今回は子猿もいるので明らかにファミリー、って事はBOSSもどこかに居るに違いない。
その他の猿たちは逃げるだけなので問題ありませんが厄介なのはボス。闘争心むき出しで挑んできますからね。群れを守る責務があるからそれも当然なのですが。

第一接近者、しかもかなり近い5Mくらい
オーラも気迫もゼロしかもボロボロ、ボスではなさそうです。

間合いを詰めれば離れますが一定の距離を保ち逃げません。警戒心もなく慣れてるようにさえ感じました。

大丈夫と踏み、気にせず進むと今度は若かそうな俊敏なヤツ

逃げ惑うだけで気迫は感じれません。ボスオーラもなし、ただ近づくと警戒の声で鳴き散らします。
もぉ~BOSSが気づいたら面倒だからやめてぇ~って感じです。
群れを刺激しないようそろりそろりと進んでましたが、小走りで一刻も早く距離をとる作戦に変更です。

猿ファミリーを無事パスした後はひたすら急登です。
う~ん、この後も踏み跡は落ち葉で埋められ分かりずらい歩きずらい、しかもマーキングも少なめ


お次のチェックポイント「ヒルメシクイノタワ」に到着

ここではサクッと程度の休憩を取り一気に頂上目指します。

一瞬平坦な道の先に最後の急登現る、頂上までの高低差残り175Mまだけっこうあります


見えたぁ~♪ もうヘトヘト


【鷹ノ巣山】1,737M到着🏁


頂上からの景色です。

※動画内でミツバツツジと言ってますがサツキの間違いです。

さてさて、もう一仕事。
あったぁ~🎶 でも少なめです。

まだかろうじて残ってるはずのミツバツツジは完全に終わってるし、いつも咲いているシャガ(アヤメ科)の花も終わってました。やっぱ今年は季節が早そうです。

歩き回ってなんとかまとまった量をゲット、自然の恵み有難く頂戴いたしゃすm(_ _)Y


いやぁ~梅雨間近だっちゅうに天気にも恵まれ最高の一日を過ごせました。

・・・で終わりたいところですが下山でガッツリ迷いました。
猿ファミリー遭遇エリアへ向かう途中で隣の尾根に迷い込んでしまい、あわやとんでもない所に下りてしまうとこでした。
登りで説明した通り、落ち葉で踏み跡は不明瞭な上にマーキングは少なく
おそらく落ち葉が積もってなければ明瞭でマーキングは必要ないのでしょう。
トレイルを歩くには落ち葉を掻き分けて歩かなければならず、とっても歩きずらい。そこで歩きやすい積もっていないところを選んで下っているうちに隣の尾根に逸れてしまったようです。
明らかに違うと気づいた時はココはどこ状態。やむを得ず頂上方面目指し、再び登り返すことに!
ひたすら登り返していると右手目線の先に明らかな尾根筋が・・・あれが本線に違いない。
そのあとは横移動をしビンゴでした。かなり焦りました。
因みに、確かこの山これで4回目だっかかと・・・お恥ずかし
大大大、大反省です。


<<補足>>
下山途中で休憩していると同じルートで下ってくる人が
その人もほぼピッタリ同じところで同じ過ちを犯したそうです。何度も来ている、低山だからと言って舐めたらいけませんね。

結果オーライっちゅう事で!
やさしが営業中



>>付け足し、山の恵み実食<<
まずはあく抜きから、よーく洗います、特に穂???の辺りは流水で揉むようにして拝み洗い。
その間に2Lくらいお湯を沸かし、その中へ重曹小さじ1を投入
器に中に納まるようにワラビをセッチングし、そこへ沸かした(お湯+重曹)をワラビひたひたくらいに注ぎます。
わらびが浮いてこないようにうえから重しをのせます。
すると、こんな状態

緑色のがアクです。冷めたら冷蔵庫に入れ一晩放置します。
翌朝、緑汁を捨て水を替えます。これを何度か繰り返し緑に染まらなくなったらあく抜き完了!

実食
ちょっと前に採ってきたイタドリと油揚げ・舞茸とシンプルに油で炒め甘辛く醤油味で頂きました。

中国産には無い程よく残ったヌメリ、天然物は違います。またイタドリのシャキシャキ触感コラボが絶妙🎶
こりゃぁたまらん。ありがたぁ~く頂戴致しました。