新緑が眩しいくらい自然のパワーがギンギン伝わってくる季節になりました。

ところでイタドリって知ってますか?
このイタドリって奴も例外無くパワー漲る今の時期ギュンギュン成長する・・・あえて「奴」と称したのは関東では厄介な雑草としてしか認識していない人がほとんどでしょう。私も同じく…でした。

しかし高知県では今の時期が旬の郷土料理食材として昔から食べられていたそうです。シーズンになると道の駅やら販売所とかで売られてるらしい。あぁ無人販売所でも出ていそう。

関東では草、しかし実は自然の恵みお宝級のイタドリを高知出身のいつもお客さんとしてやさしがに来て頂いているHさんのご指導の元、採りに行ってきました。

場所はそうですねぇ・・・やさしがから車で30分くらいの道端の草むら。(場所はシークレットです)
早朝、待ち合わせ場所に先に到着したのでネットで予習したにわか知識を手がかりにあちこち探索していると・・・らしき葉っぱを発見

葉っぱは似てるんだけど、youtubeで見たのに比べかなりヒョロい
再度確認しても葉っぱは間違いなく一致、でも誤植であの世へ召される話は今の時期必ずだから気をつけねば、その筋のプロの到着を待とう

う~ん、改めて実物をみても雑草にしか見えない(笑)


Hさん到着、挨拶も早々にさっそくをポイントの別エリアの草むらに案内されると
おぉ、youtubeと同じお宝級なやつがいっぱい生えてるではありませんか。
形的にはアスパラにそっくり

でも不思議なのはあっちの草むらはあんなにヒョロかったのに、こっちはなんとご立派な
因みに歩道からはだいぶ離れてるので犬のマーキングポイントにはなり得ないので安心

ほんの30分でこんなに採れました。

採るのも楽しく、まだまだ売るほど採れたのですが食べきれないのでセーブしました。

帰宅後、天日にしばらく干しときます。こうする事により皮を剥きやすくするんだとか

Hさんに聞いてはおりましたが、この皮むき作業が大変だった💦
欲張って取り過ぎなくて正解(笑)

皮を剥くとフキのような感じかなぁ。そのまま齧ってみると酸っぱ。
食べるには酸味・エグ味の正体のシュウ酸を抜く為の下処理が必要です。
てんこ盛りの塩をまぶして圧縮します。


塩がシュウ酸とくっつき水分と一緒にアクが抜けるらしい、化学ぅ~📚
冷蔵庫に2日間、だいぶ水が上がってきました。


ちょっと齧ってみると・・・辛しょっぱ、でもシャキシャキ食感は残っていてイイ感じ
アクは十分抜けたでしょうから、今度は食べる分だけしばらく水に浸して塩抜き


残りは洗わずにそのままジップロックに入れて冷蔵庫へ

塩が保存料になり、このまま冷蔵庫で1年くらい持ちます。

塩を抜いた分で鶏肉とシメジとで油炒め

シャキシャキ食感で美味しぃ♪
下処理の段階の皮むき作業が途中で雑になった報いが・・・ところにより異物感(笑)

また一つ楽しい遊びが増えた♫
Hさんご指導、そして朝早く付き合ってくれて有難うございました。
別れた後、車窓から見える草むらが気になって仕方ありませんでした。

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