今年の梅雨はなぜか過ごしやすと思ってるのは僕だけでしょうか?冷夏の予兆?
でもやっぱし青い空と入道雲が恋しい「早く梅雨明けないかな―」と言いたいところですが引き換えにあの凄まじい猛暑がくると思うと梅雨明けも両手放しでは喜べませんけどね。

暑熱順化してますか?
これから襲来してくる暑っちい季節を夏バテ知らずで乗り越えれるよう準備しましょう。もっと砕いて言うと体温上昇を抑える為の発汗ができるように自己冷却システムにスイッチを入れときましょう。って作業の事だそうです。

いつも冷房の効いたところに居ると、暑くても汗をかけない身体になってしまいます。衛生的にそれは好都合と思う人もいるかもしれませんが、そんな人がいざ掻く汗はベタベタで塩分も多く含まれているそうです。ちゅーことは熱中症にもなり易いってこと。

「そんな事言ったって仕事場が冷房ギンギンなんだからしゃーねーべ!」ですよね。
そんな方は汗を掻く練習をすればいいんです。
風呂に浸るとか、汗ばむ程度にチャリとか歩くとか、サウナも良いかもしれませんね。
そんな事をブログネタにしようかなー!なんて考えていた昨今、偶然にもそれを実感し実行している方が数日前にご来室しました。その方は岩盤浴へ行くそうです。感覚的に気づいて実行していることがゴイスー&あっぱれっす!
よく言われている事ですが、ひと汗掻いた時は水分補給を忘れずに
「クイッとビールを一気飲みプハーッ」はブ―です。アルコールは脱水作用があるので補給した事になりません。
梅雨明け直後が要注意なのでちょうど今からがグットタイミングです、暑熱順化お試しあれ!

なんて、たまには健康ネタから始めてみましたが、けっきょく本編はいつもの外遊びネタでーす。
お題目どおり甲府方面へ行ってきました。一応、趣旨はクライミングなのですけど今回に限り、僕の内心は別目的。

なんかいつも感謝感謝の梅雨の合間に青い空、ごつぁんです。

前日ここはバケツをひっくり返したようなスーパー豪雨だったよう。案の定、目的地へ向かうダート道は深くえぐられ僕の車では下を擦りそうでヒヤヒヤもんでした。

以前ここに来たのは、まだ梅雨入り前の若葉がまだ新鮮な頃でしょうか。ブログでも紹介した事がありますが山椒の木が群生しているところです。
そう、今回の目的(僕の内心は)は山椒の実収穫だったのだ。今回に限りクライミングはついで(僕の内心は)。
一緒に行く友には「前日は土砂降りだから、どこの岩壁もビッチョビチョだよ。一番乾きの早いここへ行こうぜ。」などと口車に乗っけて僕のもくろみにハマってくれました。ガッハッハ!
でも実際も朝のうちは濡れてましたが乾くまでは差ほど時間を要しなかったので、ちょっとホットしましたけど。

前回ここへ来たのが5月の終わりの梅雨入り前、花散った形跡はありましたが実はまだ膨らんでませんでした。
っが今回、狙い通り良い按配で実のってました。
これから更に熟してくると実は固くなり、そのあと赤くなるのですが収穫には今くらいがドンピシャ頃合いのようですよ。

さてさて、僕はと申しますと到着早々「壁が乾かない⇒登れない」のに託けて
せっせと、せっせと山椒の実摘み。



実と若葉がちょっと、必要な分だけ有難ーく頂戴致しました。


ちらほらと、こんな花も咲いてましたよ。
ハクウンボク by Google先生


晴れとは言っても梅雨の合間に加えて山の天気だけあって、たまには真っ黒い雲が立ち込める時もありました。


が降られる事もなく一日クライミングもガッツリ堪能でき
最後は清々しい西日を背に帰路に着きました。


あー楽しかった。
充電完了やさしがも営業中!

って、もうしばしのお付き合いを!
<山椒の実を食すの儀>

まず最初に実を軸から外す作業から

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前回から学び多少の異物感があったので若葉も軸から外してみました。
全部終えるのにけっこう時間かかりました。

ここから灰汁を抜くために10分茹でる、これを3回くりかえす。
さらに一晩冷水に浸けておくとこうなります。

順調、いいねーいいねー!

最後にフライパンにだし汁・酒・醤油・みりん・砂糖・鷹の爪をひと煮たちさせ
そこへ灰汁抜き済の実を投入し20分ほど煮ます。
頃合いを見計らったジャコ投入
煮汁が無くなったらできあがり。
山椒の実&若葉とちりめんじゃこの佃煮の完成です。

白米に載せてもよし。
風味が強いので調味料に使ってもよし

茶漬け、パスタ、チャーハン、肉料理、シンプルに納豆に入れても良いかも
ん―――夢は広がるどこまでも!

念のため煮沸消毒をしたうえで瓶詰めにして保存食にしてみましたが
悪くなる前に使いきってしまいそうです。


山の恵みに感謝してありがたく食させて頂きます。
おしまい!