行ってまいりました丹沢は大山へ。

去年、あの大雪が解けきらぬ時に登って以来、今回が2度目です。
前回は登り始めは鈍曇りで頂上に着いたころには降り始めていて
景色は雲で真っ白しろ
眺望は「ご想像におまかせします。」でした。

さてさて今回、天気予報は問題なし。更に冷え込みが予想されるって事は遠くまでの見通しも期待大ってわけです。

丹沢まで距離的には近いのですが、なんせ混み混みポイントを数多くこなさなければならず
渋滞にハマったら厄介なので、けっこう早い時間に出発する事にしました。

朝早起きは辛かったですが、三文得しました。


綺麗な朝焼けを拝む事ができました。

気温は低くかなり寒かったのですが、太陽に照らされると一気に血が廻るように温められます。
つられて気持ちも上がってきます。
太陽は偉大だ!

辺りも朝焼けに照らされて秋色が更に色濃く染められ始めました。

でも綺麗なのは良いのですが、

夕焼けの翌日は晴れ、ですが
でも朝焼けで始まるその日はあまり良い天気じゃあねーんじゃねーの?!
そう言えば厚い雲も広がってるし。

大丈夫でした。
お日様が登るにつれ、知らぬ間に雲は捌けてました。

と言う事で天高い秋の青空の中、スタートです。
まずはみやげ屋さんが立ち並ぶ、ゆるーい坂と階段の「こま参道」を進みます。
きっと「ケーブルがあるから問題なーい。」と思って来る人は「聞いてないよー」
って思うくらいの駅までの道のりなので、痛みを抱えてる方など歩くのは苦手って人は
下調べをした方が良いかもです。

ケーブル(出発駅)を通り過ぎ
本日初めのチェックポイントの男坂と女坂の分岐

あっ、紅葉きれいでしょ!
ライトアップは終わりオフィシャル的には見頃は過ぎてますが
なんの、なんの十分楽しめますよ。

そして登りは男坂ルートで
のっけから蒲田行進曲の大階段ばりの急登が立ちはだかります。

これ実際はもっと急に見えますよ。

これをこなした後もしばらくはこんな感じの階段が次から次へと現れます。

これだけの物を作るのにどれだけの時間と労力が費やされたのでしょう。
頭が下がる思いです。

ほとんど山の一部と化している階段や、ちらほら残る最後の紅葉樹を楽しみながら標高を上げ
お次のチェックポイントに到着です。

まずは、まだ目新しい参道

最近、マイブームのローアングルショットをお楽しみください。

そして狛犬様なめの大鳥居


からの阿夫利神社下社

去年はカッパを着てのショットだったような気が

からの、からの去年空想に終わった境内からの見晴らしは

ここはまだ山の中腹ですが十分すんばらしい景色なので是非訪れてみて下さい。
あっケーブルはここまで来てますので気楽に来れると思います。
きっとここは初日の出ご来光スポット間違いなしでしょうねー。
Rising Sun From Ocean てやつですね。

まだまだ中間地点ですよー。
ここから境内の左を回って本坂って呼ばれている方へ向かいます。
いきなりズド――――ンっとこの階段

男坂の最初の階段より急な気がしますが手すりが付いているだけどれだけましか

その階段を登った後は少ーし景色は変わり、ちょっとだけ手が加えられた感が減ります。

偶然にも、ちょうど前日お越し頂いたお客さんの家から大山が見えるそうで
お客さん:談「今朝の大山は白かったですよ。」
僕:談「えーーーっ、あした大山に行くんですよー。」
なんてやり取りがありーの、やっぱまだ残ってました。


その先へ進むと
夫婦杉、樹齢五・六百年だとか


天狗の鼻突き岩

だとかを経て

ちょっと楽しみにしていた富士見台に着きました。


この富士は雲と霞みに紛れて目の前にあるのに一瞬だけ探してしまうほど控えめ君でした。


ここまで来れば頂上は直ぐそこですよー。
見えてきました最後の鳥居


鳥居を潜って境内を抜け

とうちゃーく!

そして、これまた前回想像に終わった山頂からの御見事なオーシャンビュー

霞みはかかってましたが容易に江の島やランドマークタワーを確認する事ができましたよ。
一見の価値ありです。
「油断する事無かれ」を前置きしておきますが、比較的簡単に目指せる頂きなので
山始めてって方はまずは大山へ。
石階段は滑りやすいのでちゃんとした靴を容易した方が良いですよ。

反対面はしっかり雪が残ってました。


念のため証拠写真アップしときます。


しばし頂上を堪能しお昼ご飯をやっつけて
下りは去年、あの大雪で崩落し通行止めになっていた雷ノ峰尾根ルートからの下山です。

こちら面の山頂付近は広葉樹が多く辺りはすっかりハゲちゃびん

その分、明るく風も遮られているようでほのぼの感漂うルートでした。

ちょっと下りると多少毛色は変わり、植林であろう杉が混じってまいります。

西日の木漏れ日がまたほのぼのー!

尾根道終わりを告げる見晴らし台に到着
矢印が山頂です。


そこから途中、ショボめの二重の滝を素通りし


再び下社へ向かいます。
着いた頃にはお日様は山の向こうに沈む間際


そこでちょっと休憩入れてから
今度は女坂を下山します。

女坂とは言っても急な階段が続き油断すれば蒲田行進曲級の階段落ちで大けがも十分あり得ます。

あれっ女坂だからか?!
何でもありません、流して下さい。

そしてこれが最後のチェックポイントになりましょう。
大山寺です。

年季入ってますよね、千数百年物らしいです。
中にはおっかねー顔した不動明王様が祀られております。

お寺に通ずる階段(今回は後ろから来たので下りますが)

両側の落葉間近のカエデがなんとも
見頃の時はバックの古ーいお寺とのコラボがさぞお見事でしょう。

日も落ちたし、ここまで来れば残りは余力でダラダラ歩いて
帰宅モードへシフトチェンジ

なぜでしょうか?
おみやげ屋さんがそのモードを更に掻き立てます。


本日も無事、晩秋の山歩きを堪能させて頂きました。
あー楽しかった!

最後になっちゃいましたが今回、同行させて頂いたのは
施術後にお淹れしているお茶でお世話になっている
鎌倉茶来未の茶師、佐々木さんとスタッフさん
スタッフさんのお友達、
これまた大変お世話になっている、そしてちょくちょく山もご一緒する
こっそりとNoth Faceのパンツを新調された整体師の磯谷さん
の5人での山行となりました。
お疲れ様でした、そして有難うございました。

あっ、忘れるところでした
先程はおっかねー顔と書いてすいませんでした。
お膝元で事故なく無事に遊ばして頂いて不動明王様に感謝です。

さてさて、これから更に寒さが増してゆきます。
次の週末は投票日
の次はクリスマス
それが過ぎれば今年も秒読み段階に入ります。

皆さま年末年始の予定は決まったでしょうか?
インフルも流行っているようですがお体に気を付けて今年を乗り切りましょう。

やさしが本日も営業中です。