師走に突入し気温もググッと冷え込んんできました。
今年は秋の訪れが早かったぶん前倒しで冬もちょっとだけ早いんでしょうかね。

寒さで震える縮こまって、けっこう筋肉に力が入りぱなしの状態なんですよ。
ずっと力が入っているって事は収縮し続けている状態、つまりそれによって血行も悪くなって
次第にコリ固まり始めます。
そして、そのコリは蓄積しその先にはギックリ腰も十分考えれます。
違和感など感じたら、早めの対処をお勧めします。
ギックリ腰はある日突然というイメージがありますが、
よくよく聞いてみるとほとんどのケースが違和感などの前触れサインがあるようです。
「毎年、数回ギックリ腰やってます。」って人でもサインを見逃さなければちゃんと防げるもんですよ。
発症してからでは遅いですからね。
そんな方はお気軽にお問い合わせ下さいな。

このブログでは報告していませんが11月の終わり頃に、もう一回いつもの場所の長野方面へ
行ってきたのですが、いやー極寒クライミングなり。
ほとんど陽はささずの北風ビュンビュン、雪はちらほら。
「今シーズン、長野方面の終ー了」のお告げが聞こえた気がしました。
因みに、そこは今週から雪が積もり始めたそうです。

ちゅう事で今回は、ちょっと南下して奥多摩へ来て見ました。
とは言ってもそこそこ寒いです。いや、寒気襲来でかなり寒かったです。
たぶん5、6度ってところでしょうか。

寒いのはガマンすればなんとかなるんです。
っと言うよりは「登り始めると楽しさが寒さに勝ってしまう。」と言った方が正確でしょうか。
ただ素手で登る遊びなので問題はあまり冷えると手の感覚がなくなってしまうことなんです。

この日の気温だと日陰はちょっと厳しいので奥多摩のなかでも日当たりの良い場所へ行ってみる事に、
まずはあまり知られていない場所をチェック
岩がゴロゴロで大丈夫なのかタイヤってな感じでちょっと不安になりながらも林道を進んでゆきます。朝のうちは山間までお日様は届かずだいぶ寒々しい雰囲気のなか無事到着。


ちょっと分かりずらいですが岩壁は既にお日様に照らされていました。

これなら寒さは問題なーし。っと思ったら
「染み出してるー涙!」
予想が外れ、前日降った雨の影響が始まっちゃってました。
自然には勝てましぇーん。濡れていては致し方ありません。

別の場所へ転戦決定なのだ。
そこから車で30分くらいの所、奥多摩駅近くの場所へ行ってみる事に。

奥多摩湖から流れてくる多摩川(源流)です。
向かって右側の河原はキャンプ場です。夏はかなり賑わっているようですよ。

そこの駐車場に車を止め、ここから岩場まで歩きです。

で場所の名前は氷川屏風と呼ばれている所です。
赤丸のところがお目当ての場所。
←この番号覚えといてね。

キャンプ場の上にかかってる橋の上から写した写真です。
駅のホームからも見えるので行かれた方は探してみて下さい。
(ホームからは山に向かって右の方です。)
たぶん地元でも氷川屏風とか屏風岩で知られていると思うので、見つからん時は聞いてみて下さいな。

でズームイン!


写真中央のステゴサウルスの”たてがみ”見たいな薄い岩が2枚建ってるが分かりますか?
今回、登る所はその右岩のちょうど見えている面です。

まずは駅を左に見ながら町中を抜け、畑仕事をしているばあちゃんにご挨拶をして
40分間のひたすら急登の始まりです。

かなり着込んでいたので着いた頃には汗びっちょり。

岩頭からのお殿様気分で天守閣からの奥多摩町見下ろしショット。
写真②中央の右側の岩のてっぺんに居ます。

この写真の左より、川に架かっている橋の上から撮った写真が①
ちょっと広めの道路、縦に山間を縫うように進む先には奥多摩湖、
そしてちょうど中央に横たわるのは奥多摩駅です。
ここ、すんごい気持ち良いですよ。昔は一人でここにきて一日ぼっとしていたもんです。

ひと汗かいて、すがすがし冷たい風がなんとも心地が良い。
しかし、それもほんの一瞬。
こんなに晴れておりますが忘れとりました、けっこう気温低いんでした。
そして北風ピープー、落ち葉舞うほど吹き始めました。

でもでも、でもでも、ここは大丈夫なんです。
登る所はてっぺんの吹きっさらしではなく、写真②の2枚建っている岩の狭間なので
風は避けれるし、有難い事に一日中陽が当たってるのでポッカポカなんですね。
更にさらに岩壁が斜熱板になってあったか度さらに倍。
いわゆるヒートアイランド状態なーのです。
なので夏は当然、灼熱クライミングも楽しめる?っちゅうわけです、笑。

こんな感じの待機場所。

狭間はネコの額ほどのテラス(平らな場所)があって、その狭さが何とも居心地抜群。
でもちょっと危険でもあるので、いつも命綱には繋がれていなければなのですが。

そして、この日のお題目がこんな感じです。



べつの角度からの、こんな感じです。

下界から見ると極小ですが、実際はなかなかスケールありますよ。
でも、こじんまりの部類ですけど内容盛りだくさんで何度来ても飽きないところです。

この日は予想が外れた事もあり遅いスタートになってしまいましたが
ハードルートばかりで身体へろへろになるまで楽しめました。
でも時間が少なかった分ちょっと物足りない感は有りますが、これも含めてクライミングです。

楽しい時間は直ぐ終わってしまうもんです。
この日も「アッ」って言ったらお天道様ご退場の時間になってました。


オレンジ色に染められた岩壁が「そろそろ帰りの準備を始めろ」と言っているようです。


それでも「もうちょっと、もうちょっと」と遊んでいると、
とうとうSun Gose Down

やばい早くパッキング済ませて撤収せねば!
って毎度の事なんですけどね、苦笑。

帰りはレスキュウ隊で岩の麓まで下降して


空はまだ明るいけど、山の中は既に真っ暗です。

更に足元は落ち葉が積もって、かなり滑りやすくなっていて
みんな時折こけながらの下山となりました。

ようやく奥多摩駅の明かりが見えてきました。
ここまで来れば、もう大丈夫!


最初の橋を渡る頃にはとっぷり陽が暮れてました。


もうしばらくの間、カキーンと冷えきるまで奥多摩近辺おじゃまさせて頂きます。

あー楽しかった。
大自然に感謝、仲間たちに感謝!

充電完了、そしてやさしがも営業中です。